例えばロッカー、冷蔵庫、食器棚、下駄箱、ゴミ箱など。
あなたのアイデア次第で、いろいろな場所にお使い下さい。
冷蔵庫の中は太陽の光はあたらないけど、使えるの?
光触媒反応は太陽光(紫外光)があたることが条件となります。
しかし、光触媒シートは「太陽光に干す」という作業を入れることにより、吸着剤による吸着と、光触媒による再生ができます。
光触媒シートには、次の2つの機能があります。
1.吸着剤による吸着 (屋内) |
2.光触媒反応による 吸着剤の再生(屋外) |
光触媒シートには吸着剤が含まれているので、光があたらない所ではこの吸着剤が臭いガスを吸着します。 吸着剤はある量を吸着すると飽和し、脱臭効果がなくなります。 しかし、光触媒シートを太陽光に干すことで(5時間程度)、光触媒反応により吸着ガスが分解され、吸着剤は再生します。 したがって、繰り返し使用することができます。
※室内光では再生できません。
おすすめポイント1〜いやな臭いをすばやく吸収!
●イソ吉草酸での実験結果
上の図は、靴下のむれたような臭いの一成分である、イソ吉草酸の吸着・分解の様子です。 これにより、(1) イソ吉草酸をすばやく吸着し、(2)日光に当てると、二酸化炭素に分解していることがわかります。
おすすめポイント2〜干すことで繰り返し使えます!
以下は光触媒シートの繰り返し再生試験の結果です。
●アンモニア・ガスによる吸着/再生試験
(シート81cm2/容器1L)
(シート81cm2/容器1L)
繰り返し再生試験を24回行いましたが、いずれもアンモニア・ガスを吸着し、紫外線を当てた後は吸着力が回復しています。
「地球環境改善のために開発した光触媒シートが、 たくさんの家庭に広がり、多くの人が環境問題を考えるきっかけとなって欲しいと思います。」
環境問題を研究室から家庭へ!